ハヤテノコウジ公式サイト

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スケッチジャーナル ビギナーズ

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日曜日は33kmを時間をかけて歩きました。
Apple watchを2022年に買ってから、今までもやっていた散歩が定量的に見えるようになって、歩いて目標をクリアする(カロリーを消費する、一定時間に渡り運動をする、立っている、歩数がわかる、歩行距離がわかる、階段をどれだけのぼったかわかる、心拍数がわかる等)というシンプルな活動の虜になっています。

この時、絵の材料となるネタを撮影したり、ちょっと立ち止まってスケッチを描いたり、アイデアや気づきをメモしたりしています。最近は東京の中央区、江東区、墨田区、台東区、文京区、千代田区あたりを歩くのが好きです。日曜日は江東区をしばらく歩き、中央区に入って千代田区まできました。

絵を描く、というアウトプット活動の前の、そのための材料集めであるインプット活動(ただしサンプリングして整理して文章に書いたり写真にしたりラフスケッチにしているから、アウトプットでもある)、これがとても楽しくなってしまいました。ということで、新刊ではその方を書いています。こちら→「スケッチジャーナル ビギナーズ

絵を描き始めて20年、最初は1人で楽しんでいて、SNS時代に見てもらって、スケッチ教室をやって、今はまた1人で創作を楽しんでいます。因果応報、1人で楽しく散歩して絵を描いていれば楽しい果報がやってくる。ときどき大好きな人たちといいこともそうでないこともおしゃべりする。一緒に散歩したり美味しいものを食べる。また1人になって散歩して、創作する。静かな定点での創作から、賑やかな移動しながらのダイナミックが創作が心を躍らせます。

でも表面では飄々と。飄然に歩いていく充実したソロ活動を本でご紹介しています。作品はスケッチだから、完成はないし失敗もありません。SNSにて公開する必要もありません。ということを新刊で書いています。ちょっと同様の本がたくさん出ている中で、技法が書かれていなくて物足りないと思う方もいるかもしれませんが、創作は見えること以外にとてもとても楽しいことがあるということを、そして皆、時間が限られている中でそれをやる、という条件があるということを、伝えたかったのでした。

新刊はこちら→「スケッチジャーナル ビギナーズ」https://t.co/9lFQaZ5JB1

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